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2008年11月18日

【秘密の鍵開けます】 いおかいつき ill:あじみね朔生


himitunokagi_b.gif タイトル:秘密の鍵開けます
      (運命の鍵開けます 2)

著者:いおかいつき
イラスト:あじみね朔生
発行:フロンティアワークス
レーベル:ダリア文庫
発売日:2008/11/13
価格:560円(税込)

*画像clickで拡大画像が見れます。

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 公式STORY
〜ひとりごと〜


 鍵師の日向 新(ひなた あらた)が、警視で、高校の同級生である九条義臣(くじょう よしおみ)と、交際を始めて4ヶ月あまり。
 新のお得意さんが管理するアパートで、事件が起こった。
 たまたま現場に居合わせた新は、鍵を壊して突入しようとする刑事たちに、自分が鍵を開けると声を掛ける。
 この時、現場を仕切っていた戸高刑事と話す機会を得た新は、相変わらず、厳しい立場にいる九条の話をし、フォローを頼んだ。
 所轄署が違うことから、無理だと言っていたが、戸高は、早速動いてくれていた。
 そんな時、九条のいる目黒西署でも同様の事件が起こり、戸高のいる世田谷中央署との合同捜査になった。
 またもや、共犯者の疑いを掛けられた新は、アリバイなどの確認を受けることに。
 そして、事件のあらましを聞いた新は、九条の署内での株を上げたくて、捜査まがいのことを始めるが……



 運命の鍵開けますシリーズ、第2弾です。

 メルマガの方には書かせていただいたのですが、続編が出るとは思っていませんでした (←オイオイ)
 けれど、前作がおもしろかった記憶があったので、今作も購入しました!!


 繊細で、素直になれない受と、強引なとこもあるけれど、人懐こい性格で、誰からも愛されるような攻のお話です。


                    sakura_ani.gif


 運命の鍵開けますから、4ヶ月あまり経ったところからです。

 新と九条は、高校の同級生ではありましたが、その時は何の接点もなかったんですね。
 そんな2人が、ある事件をきっかけに再会し、恋人になりました。

 交際は順調でしたが、九条の署内での立場は相変わらず、微妙だったんです(←キャリアということで、叩き上げの刑事から総スカンを食らってます)
 新は、そんな九条を心配していましたし、力になりたいと思っていたんです。

 ある日、警察が容疑者宅へと逮捕に来ていた現場に、新は居合わせたんですね。
 けれど、人がいる気配はあるのに、開錠されることはなく、管理人も不在。
 なので、鍵を壊そうとしてたんですよね。
 それを見た新は、自分が鍵屋で、無償で開錠すると申し出ました。

 もちろん、警察のためにでも、このアパートの管理人さんが、お得意さんだからとかでのなく、好奇心と野次馬根性からです(笑)

 容疑者(強盗事件)が自殺を図っていたため、開錠してくれたお陰で発見が早くなったと、新は、現場を仕切っていた戸高にお礼を言われたんですね。
 新は、警察に恩が売れたって、喜びましたよ〜 (苦笑)

 そんな新は戸高に、
 「警察に恩が売れてよかったってのは、やましいことでもあるのか?」
 って、ツッコまれてしまいましたけどね〜。
 けど、
 「俺の友達が警察にいるんだよ。俺がいいことすれば、そいつの役に立つんじゃねえかと思ってさ」
 って、言ってましたよ。

 ムフフ……、愛ですよね〜。

 また戸高に、
 「警察官の役に立つだと? 民間人の助けが必要な部署なんかねえぞ」
 って、言われちゃうんですよねぇ (苦笑)

 だから、新は九条の立場を説明したんです。
 彼がキャリアの警視で、現在は目黒西署の刑事課で課長をしているけれど、叩き上げの刑事から『仲間外れにされてる』って。

 結局は、所轄が違うってことで、力にはなれないそうなんですけど、知り合いはいるらしく、新は
 「見方してやってくれっていってくんない?」
 とは、頼んでましたけど。


 戸高ね、わりとイイ人でしたよ〜。
 この時点では、新と同じで好奇心からかもしれませんけど、早速、電話を入れてくれましたから。
 しかも、九条本人に!!(爆)

 この新と戸高のやり取りを知った九条、
 『そんなことで、状況が変わるわけがない』
 とは、思いましたが、彼の気遣いを嬉しく思いましたよ。
 それに、新に会いたくても、素直にそう言えない自分が、彼を訪ねていく理由もできましたしね(苦笑)


 新が関わった事件は、容疑者が自殺を図ったものの警察の監視下に置かれたことで、解決したものだと、九条は思ってたんですよ。
 でもね、酷似した事件が目黒西署の管轄内でも起こったんです。
 2つの事件が同一犯(自殺を図った容疑者以外には共犯者がいます)の仕業ということになれば、戸高たちの世田谷中央署との合同捜査になりますからね。
 九条、気持ちが重くなりましたよ。
 他の所轄署の者たちにも、自身の置かれている状況が知られてしまうのも辛いものがありますし、もし、戸高と新が連絡を取り合って彼が知ることになれば、心配を掛けてしまいますからね。


 そして、世田谷中央署の一部の者たちから、またまた共犯者の疑いを掛けられた新
 そして、アリバイを聞きに戸高がやってきました。
 因みに、戸高自身は、疑ってませんでしたよ。

 でね、話は九条のことになるんです。
 戸高は、
 「そもそもノンキャリがキャリアにそんな真似(新の言うとこのイジメ)ができるわけないんだ。警察はお前らが考えている以上に、昔気質で強固な階級社会だからな」
 だから、あくまで想像だけど、
 「ただ区別してるだけだろう」
 「俺たちは刑事であちらさんは役人、元から職業が違うんだよ」

 って、九条が置かれている立場を、言うんですね。

 けど、新には、到底納得できるものではありませんでしたよ。

 そんな新は、キャリアとノンキャリの埋めようのない溝を、戸高に説明されますが、やっぱり納得できるものではありませんでした。
 というのも、
 『仕方のないことだと本人は割り切れたつもでいるのだろうが、その眉間に寄せられた皺が、そうは物語っていなかった。何もできないことを歯痒く感じている』
 と、新は感じているからんですよね。

 幸い戸高は、少しはわかってくれたみたいで、
 「合同捜査本部が開かれている間だけでも、気にかけるようにしよう」
 って、言ってくれましたよ。


 そして、事件の方ですが、戸高から聞いた話で、容疑者が自殺を図った部屋が密室だったと知るんですね。
 で、警察が、自殺の可能性が高いと考えていることも。
 なので、新は、密室の謎が解ければ犯人が逮捕できるって思うんですよ。

 そこで、アパートの管理人から、合鍵を入手(←孫のように可愛がってもらってるのを利用 苦笑)し、九条も伴って、同じ作りの部屋を見ることにしたんです。
 新のしようとしていることを知った九条は、怒りましたよ。
 ましてや、容疑者のアパートがある場所は、世田谷中央署の管轄ですからね。
 バレたら、エライことになりますもの。

 でもね、放っておいたら、新が暴走しかねないことは、前回の事件で九条も学習済みですからね。
 万が一にでも、彼が危ない目に遭わないようにと、ため息をつきつつ、付き合うことにしましたよ。

 けど、成果はあったんです。
 ひとりの疑わしげな人物と、密室トリックの謎を解く鍵を手に入れましたから。


 九条、刑事の真似事はしないと、体で新を説得しましたから、これっきりになると思ってたんですよ (笑)
 なのに、成り行きではあったんですが、誰にも内緒で新が動いてしまったことで、九条の刑事課での立場は益々微妙なものになってしまいました。



 新の容疑は晴れたのか?
 新のしたことで、立場が悪くなった九条は?
 そして、署内で噂になり始めた九条ゲイ疑惑は?




                    sakura_ani.gif


 新にも困ったもんですよ (苦笑)
 良かれと思ったことが、裏目に出ちゃって、益々、九条の立場を悪くしちゃいましたからね〜。
 それにね、男と関係を持ったことを知られている新とつきあいがあることで、九条にもゲイ疑惑をかけられてしまいましたからね。

 それにしても、目黒西署の刑事たち、陰湿すぎて嫌になっちゃいますよ。
 九条の前で、堂々と嫌味な噂話しますからね。
 そこまでやるか?って感じでした!!(怒)
 続編あるのかどうかわかりませんが、もしあるなら、この目黒西署の刑事たちを是非ともギャフンと言わせてほしいものです (←オイオイ)
 



〜ツボな脇キャラ〜
 戸高

 世田谷中央署の刑事ですね。
 言葉は乱暴だけど、信用に値する気持ちの良い人でしたよ。
 こんな人が目黒西署の刑事課にいてくれれば、九条もこんな苦労しなくて済んだのに……。
 それとも、あれかな? やっぱ外にいるからこそ、良い人でいられたんでしょうかね〜。

 世田谷西署の人たちのせいて、刑事全員が悪い人に見えそうです (苦笑)



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posted by 零 at 12:34| Comment(0) | いおかいつき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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