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2009年01月12日

【灼熱の疾風にさらわれて】 橘 かおる ill:亜樹良のりかず

shakunetunokaze_b.jpg タイトル:灼熱の疾風(かぜ)にさらわれて
      (灼熱シリーズ 7)

 著者:橘 かおる
 イラスト:亜樹良のりかず
 発行:プランタン出版
 レーベル:プラチナ文庫
 発売日:2009/01/09
 価格:580円(税込)


*画像clickで拡大画像が見れます。
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button-pink.gif 要約するとこんなお話

 4年前に手術した患者・ディリ(攻)に告白されても、気づかないふりをし、誤魔化し続けてきた氷室聖也(受)。
 だがある夜、ふたりは侵入した泥棒たちに拉致されてしまう。
 その時初めて、ディリが元とはいえ、ディルハンの王子だと知った氷室は、益々彼を受け入れられないと決意。
 だが、オアシスはあるが、砂漠の真ん中で解放されたふたりは、サバイバル生活を余儀なくされる。
 そんな中、怪我を負いながらも、自身を守ろうとするディリに、氷室は次第に絆されていき……






button-pink.gif キャラデータ

 uke.gif ...... 氷室聖也 32歳
      NPO外科医
      トラウマから、NPOに志願
      頑固 いじっぱり
      口癖:「ディリのくせに」

 seme.gif ...... アディリヤ・ビン・ナヒム・ディルハン 18歳
      ディルハンの元王子
      アスーラの弟
      わんこ攻

 button-pink.gif 主な登場人物

 『灼熱の夜に抱かれて』 『灼熱の闇に魅せられて』
  楡崎志岐…考古学者
  サイード・シャラフ・アッバーシード…サラーラ王国・摂政(国王の叔父)

 『灼熱の肌にくちづけて』
  美樹涼介…医師
  カシム・ウィルソン…サウディンの第3王子 石油掘削会社のトップ

 『灼熱の楔につながれて』 『灼熱の愛に誓って』
  佐久間 晄…ジャーナリスト
  アスーラ・ビン・アルタイヤ・ディルハン…ディルハン・終身執政(王子)

 『灼熱のまなざしに射抜かれて』
  ユサファ・カリール・ファミティード…アッサラ・宗主
                          (↑キリスト教で言うローマ法王)
  鷹塔陸也…アッサラ・警備担当・名誉国民


 button-pink.gif 読みどころ

 身分の差と14歳の年の差を、氷室がどうやって乗り越えるか? って、とこです。

 氷室、14歳年の差があるので、ディリの思いを思春期の恋煩いくらいにしか受け止めてないんですよ。
 だから、鈍いから意味がわからないって風を装って、ディリの告白を流してるんです。

 けど、泥棒たちに拉致され、砂漠のオアシスに放置され、サバイバル生活を余儀なくされてしまったんですよね。
 その上、自身を庇い、泥棒に小銃で殴られ、頭を怪我を負ってるにも関わらず、ディリは氷室を気遣い続けるんです。
 そんなディリに、心は動かされるんですけど、如何せん、年の差14歳に、相手は王子さま。
 そんな高い壁を乗り越えられる自信のない氷室は、ディリの思いを受け入れられないんです。


 NPOの医療施設では、呼び名さえあれば十分って、患者の身分をいちいち明らかにしないんです。
 余計なやっかいごとを招くことにもなりかねないので。
 だから、氷室のいる医療キャンプでディリの素性を知っているのは、同僚の美樹だけで、氷室自身も知りません。


 氷室は、カシムが美樹に迫っているのを知り、背中を押してた人です。

 ディリと言えば、腿に入った爆弾の欠片を医療キャンプで手術してもらったアスーラの弟で、砂嵐に巻き込まれた晄を助けた少年でもあります。
 今は、18歳になり、身長も186cmになっちゃいましたが…(苦笑)
 氷室もユサファも、14歳のかわいかった頃のままディリの記憶が止まっているので、再会した時のリアクションがめちゃめちゃおもしろかったですよ(笑)


 お話は、第一章〜第三章に分かれています。
 
 第一章は、『要約するとこんなお話』にある通りです。

 第二章は、それぞれのカプ、志岐とサイード、涼介とカシム、晄とアスーラ、ユサファと鷹塔からみた事件と、その後。

 第三章は、氷室とディリのその後でした。

 そして、初回特典のペーパーには、書き下ろしSSがあり、内容は、休暇を一緒に過ごすことになった氷室とディリだが……というお話でした。


 button-pink.gif ユサファの独特の感覚

 氷室を見たユサファの疑問。
 「サウディンの医療キャンプは、顔で人を集めているのか」
 そして、氷室の笑顔を見て、
 「うん、やはり、サウディンのキャンプは、顔でスタッフを選んでいるとしか思えない」
 と、更に疑問を深めるのだった。

 この後、当然、氷室もユサファ主催のお茶会に招待されたことは言うまでもない。


 button-pink.gif ひとりごと

 うん? 『灼熱の疾風にさらわれて』!?
 灼熱シリーズって、完結したよなぁ。初回特典で、完結記念小冊子もろたし……。
 でも、まぁえぇか、好きなシリーズやし、シリーズ再開は嬉しいし♪

 上記は、タイトルを見た時の感想です(笑)

 今作は、シリーズの主役たち全員参加ということで、久々に彼らに会えて嬉しいという思いと、氷室とディリのお話を、もうちょっと読みたかったなと、2つの感想を持ちました。
 わんこの部分と、人を従わせる王子としての本能がチラチラと交差してたのが、自分の意思で使いわけてるとことか読んでみたかった!!

 因みに、氷室とディリのお話は、同人誌で書かれたいたもので、出版にあたり加筆修正したそうです。
 そうそう、サウディンのプリンスたちのお話も新装版になるかもしれないんですって。
 イラスト、亜樹良先生だと嬉しいな〜。

 疑問、以前は、NGOだった医療キャンプが、今回からNPOに。
 2つの違いをハッキリと認識しているわけではないけれど、法人団体になっちゃったんですよね?



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posted by 零 at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 橘 かおる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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